木曽の手仕事市について

長野県のさらに山の中

旧中山道きゅうなかせんどう「木曽福島きそふくしま」

この穏やかな宿場町で、毎年夏、全国から大勢の工芸作家さんが集まる木曽地域最大のクラフトフェア
「木曽の手仕事市」が開催されます。

特徴は町全体が会場になること。

ぶらり宿場観光しながらクラフトフェアも楽しめる、一風変わったスタイルをどうぞお楽しみください。

魅力１｜旧中山道の木曽福島が会場

木曽福島は江戸時代、日本四大関所の「福島関所」が設けられ、中山道の要として大きな宿場町となりました。
今でも上の段地区には土蔵など当時の建物が残っており風情が感じられます。
木曽谷の中央には悠々と木曽川が流れ自然と歴史が調和した町並みが特徴です。

江戸幕府が置いた日本四大関所「箱根・新居・碓氷・福島」の内の一つがここ「福島関所」です。江戸から京へと続く中山道六十九次の中でも、とりわけ険しい街道だった「木曽路」の中心として古くから栄えました。

宿場の中心街は昭和２年の大火で焼失し現在では古い建物はありませんが、地形や道路から昔をしのぶことができます。また、上の段地区には江戸時代の建造物が所々残っており、当時の面影をとどめています。

「木曽谷」と言われるほど険しい山々の合間に栄えた木曽福島。中央には一級河川の木曽川が悠々と流れ、両端には迫りくる山々、そこに宿場町が融合し観光地として確立しました。

木曽の手仕事市の最大の特徴は、町全体が会場になることです。
街角にテントを張ったり、レトロな空き家、昔ながらの蔵などを利用して出展するので、街中あちこちにお店が出現します。
お店を見て回るうちに木曽福島観光もできてしまう、町とクラフトフェアがコラボしたイベントなのです。

木曽福島の街中が会場になるので、歩いて観光できると同時にクラフトフェアも楽しめるお得なイベントです。穏やかな宿場の雰囲気とクラフトフェアがマッチしているのも魅力です。

空き家や、昔ながらの蔵の中までも出展エリアになるので、歩くだけでもワクワク楽しい気分になります。

毎年多くの作家さんが、全国から木曽に来られます。
木工・漆・革・布・陶器・石・金属・ガラスなど、個性豊かなアイテムで欲しくなるものばかりです。

木曽の手仕事市は住民の有志が集まり運営されています。おかげさまで年々規模が大きくなり大勢のお客様に楽しんでいただいております。
今年の夏はぜひ木曽の手仕事市へお越しください。お待ちしております。

お尋ねやお困りごとがありましたら、スタッフに遠慮なく話しかけてください。

会場は広く最初は迷うかもしれません。各所に案内所が設置されておりますのでご活用ください。

駐車場から会場までを周遊する無料のシャトルバスを運行しております。広い会場ですのでお気軽にご利用ください。